最新放送の eco japan cup.TV 情報

  • eco japan cup TV VOL.80 - 『*リユース品の売買を行うプロ向けリユース市場*』 《出演者》 岸 義広 株式会社Negotiator 代表取締役社長 2014年ビジネス部門環境ビジネス・ベンチャーオープン敢闘賞 青木公司 プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士 ...
    8 年前

2014年12月15日月曜日

エコプロダクツ2014にて展示会および最終審査会開催

12月11日(木)、12日(金)、13日(土)に東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2014。
eco japan cup &  REVIVE JAPAN CUPブースでは全部門入選者のパネル・作品展示を行い、ブース内ステージと会議棟会議室でとカルチャー部門、ライフスタイル部門、ポリシー部門の最終審査会を行いました。
 
 
eco japan cup & REVIVE JAPAN CUPブース主催者からのごあいさつ

入選者の作品パネルに見入る来場者たち

会議棟604会議室で行われたデザイン審査会風景

ブース内特設ステージではミュージック入選者のライブ審査も行いました。
 











2014年11月22日土曜日

エネルギーの地産池消を目指して-日本環境設計

日本環境設計株式会社 岩元美智彦 代表取締役社長
(2008年度eco japan cup 三井住友銀行賞受賞)

岩元美智彦社長


日本で消費される衣料・繊維製品の8割、およそ170万トンが実はごみになっていることをご存知ですか? 

衣料・繊維製品は使用される素材の種類が多様でリサイクルが難しく、従来は全体の1割ほどの綿繊維が工業用ウエスとなる以外にリサイクル方法がありませんでした。残りの1割がリユースとして東南アジアなどへ輸出するほかは、焼却や埋め立てにまわるばかり。衣料・繊維製品はもっともリサイクルが遅れた分野のひとつです。


●世界でもめずらしい、綿繊維からバイオエタノールを作る工場


“とうもろこしの糖からエタノールができるらしい。それなら糖に分解できるセルロースが主成分の綿繊維からでもエタノールはできるはず”


たった2人で資本金10万円で会社をおこした2007年に「Tシャツからバイオエタノールを作る」実験を繰り返してeco japan cupに挑戦。翌年2008年に実証プラントを作り、見事バイオエタノールの生成に成功してeco japan cup 三井住友銀行賞を受賞しました。このプラントでは、繊維製品をバイオエタノールにすることが可能です。

糖化した衣料品


岩元さんは、あらゆるごみ(使われなくなった有機物)に含まれる元素『C(炭素)』に着目しています。この炭素を資源循環すると、エタノールをつくることができます。


“わたしたちはごみという言葉が苦手なんです。実はごみというのは人間の都合で考えた概念で、ごみも物質なんですよね。地球上の物質は全体としてとらえると一つなので、どこかで物がごみになったとしても、全体としては増えることも減ることもない。上手に循環させれば、ごみから資源がまかなえるんです”



●エネルギーの地産池消を


日本の家庭からでるごみは年間4,500万トン。これを日本環境設計の技術で再生すると約1,100万トンのエタノールが再生されるそう。家庭ごみ、すなわち有機物をバイオエタノールにリサイクルすれば、石油を輸入することなく国内の総使用量と同等のプラスチック資源を国内で作れることになります。

繊維リサイクルの流れ


使わなくなった有機物を効率的に循環させたら、石油価格に勝てる資源になる、エネルギーを地産池消できるようになる、と岩元さんは続けます。


●「ハチのマーク」で「リサイクルしたい気持ち」をつなぐ


原子レベルのリサイクル技術開発に挑戦し続けたのは、消費者のリサイクルしたい気持ちを抑制することなくつなぎたいという思いからでした。


“環境動線を作りたいんですよね。人って、物を大事にしたい、リサイクルしたいという気持ちを持っているじゃないですか。生活動線上にリサイクルボックスがあったら、 その気持ちをそっと入れられる。子どもが大きくなってお気に入りのおもちゃがいらなくなっても、やっぱり生ごみと一緒には捨てたくない。お客さまにとって、ごみと一緒に捨てたくないものが「衣類」「おもちゃ」「文具」でした。企業が お店で回収できるものも同じ。じゃあ、お客さまとお店と一緒にリサイクルをしましょうと”



日本環境設計は4年前から、メーカーや小売店に呼びかけて2つの店頭回収プロジェクトを全国展開しています。「あなたの服を地球の福に」というメッセージで服や繊維製品を回収する「FUKU-FUKUプロジェクト」と、「プラスチックを地球のプラスに」と呼びかけてプラスチックのおもちゃやボールペンなどを回収する「PLA-PLUSプロジェクト」です。どちらも、とってもかわいいハチのマークが目印です。



FUKU-FUKUプロジェクト実施中の店舗


現在、FUKU-FUKUプロジェクト、PLA-PLUSプロジェクトあわせて全国900拠点が参加しており、昨年は40万人の消費者がPLA-PLUSプロジェクトに参加しました。
(今年度のPLA-PLUSプロジェクトの実施時期はただいま調整中)



“新しいものを買ったら、ハチのマークのリサイクル袋に古いものを入れて送ってもらう。新しい物々交換です。ハチのマークの商品を、ハチのマークのボックスへ。 わかりやすいでしょう。これを文化にしたい”


このプロジェクトは小学校の教科書にも掲載され、ユネスコと国連が提唱するESD教育(持続可能な開発のための教育)プログラムとして、今年も全国40校以上の幼稚園で1万人のこどもたちが参加します。

昨年度のESDプログラムの様子。楽しそう!


●「リサイクル」のその先へ


“エネルギーを地産池消できるようになれば、産出国の情勢で価格が変動することもなくなるし、資源の奪い合いで起きる戦争もなくなるんです”


とてつもない話を、ニコニコと楽しそうに話す岩元さん。
目先のことでは文化は作れない、と、真剣なまなざしで続けます。


“消費者、小売、メーカーを巻き込んで、こういう社会を作りたい。難しいし大変だけど、意義があるんですね。リサイクルの市場を作り、リサイクルの雇用を作っていく。自分たちの会社の事業だけじゃなくて、大切なのは将来の産業をどう作るか、どういう雇用を作っていくか。試算では30万人から40万人の雇用ができる市場の可能性があります。それを、何でもいきなりではなく、まずは衣料品、プラスチック、おもちゃ、ボールペンなど袋に入るものから。できることから少しずつ、文化にしていきたいと思っています”


「ハチのマーク」のタグが付いた、リサイクル権付きのポロシャツ


石油に代わる資源を作れる未来も、もう間もなくに近づいているようです。




壮大なビジョンを、あきらめずに続けられるのはなぜなのでしょう?


“結局苦労って、何か対比することがあって苦労じゃないですか。対比するものがないから。完全に夢を追いかけていますね”


岩元さんのお話を聞いていると、なんだかいけそうな気がします。

“バックトゥザフューチャーという映画はご存知ですか。プルトニウムを燃料にしていたタイムマシンの「デロリアン」が、シリーズの2では家庭用生ごみを燃料にして未来へ向かって動き出す。それを日本で実現したい。日本で実現すべきだなと”


映画「バックトゥ・ザ・フューチャー2」の舞台は来年2015年10月21日。

「できるんです。やろうとおもったらできるんです。できるんです」と、
岩元さんはおだやかに、力強く繰り返していました。

2014年9月1日月曜日

フジテレビお台場新大陸に「ひまわり」の花が咲き誇りました!

8月26日(火)15:30~16:00。フジテレビのお台場新大陸で、昨年度REVIVE JAPAN CUPカルチャー部門 ミュージックでグランプリを受賞した『ひまわり』の歌を、福井県鯖江市 立待小学校の子どもたち69名と、福島ひまわり里親プロジェクトで作業をしてくれたNPO法人和(なごみ)の40名が大合唱しました。なんと作曲者である三兄弟ユニット「一途」のメンバーも駆けつけてくれ、雨交じりの空を一気にひまわりの色に染めてくれました。

感動の歌声をぜひ!!

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00275385.html


集合場所で岩堀先生から「ひまわり」のうちわを受け取る子どもたち

作曲者の三兄弟ユニット「一途」の皆さんと岩堀先生

本番前の準備中。
小雨が降り出し、お台場近辺では雷の音も!

本番直前の子どもたち。
緊張しながらも「ひまわり」を届けたい気持ちが表情に表れています。

子どもたちの歌声が雨天を吹き飛ばしました。
お台場に無数のひまわりが咲き誇っています。

大役を終え、最後に皆んなで記念撮影です。
子どもたちにも、関わった大人たちにも特別な夏になりました。


日時 :8/26(火) 開場15:30/開演 15:45/終演 16:00
会場:フジテレビ本社屋1F 新大陸マイナビステージ


2014年8月13日水曜日

eco japan cup2013 カルチャー部門 グランプリ・準グランプリ受賞者展

eco japan cup 2013カルチャー部門 グランプリ・準グランプリ受賞者展が、8月9日(土)〜8月24日(日)11:00~19:00、EARTH+GALLERY(東京都江東区木場)にて開催されております。初日8月9日(土)のレセプションパーティでは受賞者によるプレゼンテーション、ミュージック部門のライブ演奏が行われました。パネルや受賞作品の展示も行われ、参加者はパーティ終了後もそれぞれに交流を深めていました。新たにeco japan cup.TVへのご出演者も決まりました。

 EARTH+GALLERY http://coexist-tokyo.com/

アート準グランプリ すがわらじゅんいちさんのプレゼンテーション


デザイングランプリ 塩坂佳子さんのプレゼンテーション


エコデザイン準グランプリ 岩崎恵子さんのプレゼンテーション


エココミュニケーション準グランプリ伊藤望理香さんのプレゼンテーション


エコアート準グランプリ押切千枝さんのプレゼンテーション


エコミュージック準グランプリSunnyPlaceのライブ演奏


ミュージックグランプリの鯖江市立立待小学校に代わって作曲を担当した「一途」
マネージャーの山口さんによるプレゼンテーション
 

2014年3月31日月曜日

REVIVE JAPAN CUP 2013受賞・入選作品 全国巡回展示会を開催


仙台市、名古屋市、北九州市、横浜市の協力により、復興庁「REVIVE JAPAN CUP」の2013受賞・入選作品 全国巡回展示会を開催いたしました。

 【会場/スケジュール 詳細】


 ● 仙台市/仙台市庁舎1階 ロビー       2月19日(水)〜 2月27日(木)

 ● 名古屋市/名古屋都市センター       3月  4日(火)〜 3月  9日(日)
 ● 北九州市/コムシティ3階        3月12日(水)〜 3月16日(日)
 ● 横浜市/横浜市役所 1階ギャラリー        3月19日(水)〜 3月25日(火)


   
仙台市庁舎ロビーでの展示


会場に設置された巡回展示会の主旨説明
北九州市コムシティ

足を止めてパネルの内容を読み込む来場者
北九州市コムシティにて

巡回展最後の展示場となった横浜市役所1階ギャラリー



2014年3月28日金曜日

2013年度 第1回 エコジャパン官民連携恊働推進協議会開催


3/26(水)10:00~12:00 日 中央区立産業会館 第2集会室にてエコジャパン官民連携協働推進協議会を開催いたしました。

木俣委員長をはじめ専門家アドバイザー、審査員、運営を担う協議委員が参集し、エコジャパン官民連携協働推進協議会の役割や規約のあり方、eco japan cup2014の方針などについて議論が行われました。


次回2014年度の第1回協議会はは2014年6月開催予定

2014年2月17日月曜日

eco japan cup & REVIVE JAPAN CUP 2013表彰レセプション開催


eco japan cup 2013の表彰レセプションが、2月14日(金)18:00~20:00、ホテルイースト21東京(東京都江東区)の1階多目的ホールで開催しました。大雪という悪天候にも関わらず、大勢の関係者が一堂に会し、例年になく盛会となりました。各賞の表彰状授与式、エコミュージック受賞者の演奏などが行われ、参加者はそれぞれに交流を深めていました。

レセプションの様子はすべてUstreamにて生放送されました。
当日配信した映像はこちらからご覧になれます。


受賞者、審査員、主催者や関係者など、約180名が参加しました。
授与式の前に全員での集合写真です。

ホワイエではeco japan cup & REVIVE JAPAN CUP受賞者・入選者
のパネル展示が行われ、出席した方の注目を集めました。

会場風景


受賞者と審査員、関係者の交流の場として出席者の情報交換が
会場の至るところで行われました。